柴田教授のひびきの放送局 (Prof. Shibata's Blog)

九州工業大学大学院生命体工学研究科の柴田智広教授の公式ブログです (Official Blog of Prof. Shibata)

Lab Retreat 2016

This year again, Shibata lab and Inohira lab jointly held the lab retreat 2016 in Munakata Global Arena.

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 The project topic was to experience a cooperaive software development using Github and Python

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 At the end, each group gave a short presentation of their outcome.

 

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I must express my sincere appreciation to the organizing committee.

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We also enjoyed playing tennis,

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 and BBQ!

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浅川市民センターロボット講座を担当

浅川市民センター主催のロボット講座を柴田研で担当しました。f:id:tshibata:20160820131101j:plain

小学生対象の「講座」を実施するのは初めてだったのですが、前期課程2年生の粂田君が中心となって、学生たちが期待を遥かに超えた準備や実行をしてくれました。

時間が2時間と限られていることから、レゴマインドストームを用いたライントレースや障害物回避などのプログラミング中心の講座としました。子供たちがどういう反応を見せるか期待と不安を持って見ていましたが、トライアル&エラーをとても楽しんでくれていたようで、場の雰囲気がとても盛り上がっていました。学生たちも細やかなチューターをしてくれました。

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最後に質問コーナーも用意されていて良い展開でした。子供たちの素朴な質問に答える学生の回答を聞くのも面白かったし、「将来のロボットはどうなるのか?」と言った質問に私が回答する間にも、子供たちのほうから出た「教えてくれるようになるの?」などいくつか素朴で有益な追加質問・発言には、教育の醍醐味を味合わせてもらいました。f:id:tshibata:20160820131026j:plain

子供たちが頑張っている間に、保護者の方を研究室にお連れし、学研都市を紹介したり、実験室で簡単なデモを体験していただいたりしました。学研都市には市民も利用できる施設がいろいろとあることは、全然知られていませんでしたので、宣伝しておきました。

今回のロボット講座に参加してくれた総勢30名の子供たちの中から、1名でも多く、ロボティクスや知能情報処理分野で活躍する子供が育ってくれることを期待しています。

 

 

在宅有料老人ホームで展示

昨日、(株)さわやか倶楽部清田館という、北九州市内にある在宅有料老人ホームで、井上創造研究室とともに、インタラクティブな研究展示を行ってきました。

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              柴田研の展示の様子

今回は、柴田研究室で開発し社会実装を進めているYouBalance(低コストなバランス能力の評価・リハビリシステム)と、双腕ロボットBaxterを展示してきました。自分の立位姿勢やバランス制御能力が簡単に分かるということで、多数の見学者に体験をしていただけました。姿勢が悪いと心配されていた元気な女性の方が、実際には立位姿勢が素晴らしいことが分かったり、普段杖を突いている高齢者の男性が、立位姿勢は悪くなくしかも安定されていて、娘さんから「お父さんまだ大丈夫よ!」と声をかけられれたり、と見学者に立位姿勢やバランス制御能力の重要性を体験していただけました。

最近は、リハビリテーションにBaxterを利用する研究も進めています。
Shibata, T. Functional Robotic Assistance of Human Motor Learning, Workshop on Neurorobotics, IEEE Biorob 2016, keynote speech, 2016.6.26

Baxterの搬入搬出は一苦労ですが、息の合った研究室の学生たちのおかげで特に問題もなく展示をすることができました。手伝ってくれた学生たちと、このような機会を提供していただき、当日もいろいろとサポートをしていただいたさわやか倶楽部清田館の皆さまに改めて感謝いたします。

 

北九州市介護ロボット特区ワーキンググループ始動!

北九州市はH28.1.29に国家戦略特区として指定されたことをご存知の方は多いと思います。北九州市の国家戦略特区についてのページ。

昨日、介護ロボット特区ワーキンググループの第1回会合が開催され、私も構成員とっして出席、大いに発言してきました。常に情報は公開するそうで、地元テレビ局も来ており、夕方には少なくとも北九州市と福岡市で報道されました。

5年の事業だそうですが、まずは来年3月までに、介護現場での作業分析、共同生活室での介護ロボット等の導入、分析・評価という一連の作業を試みるとのことで、これは相当に野心的な内容だと思いました。

小規模ながらもコミュニティはしっかりできているなと思いました。まずは、介護現場での作業分析の進展が鍵となります。産業医大の泉先生率いる調査研究スタッフと、公募で選定された実証施設とのコラボの大成功を祈念します!

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                                   会合の様子

自治体図書館の電子貸出

www.timeout.com

という記事を見たので、日本では各自治体レベルの図書館はどうなのかな、と思って改めて少し調べてみると、
電子書籍の貸し出しを行う“電子図書館”
というページを見つけました。今のところ少なくとも全国に45館はあるようです。貸出冊数までは調べてみませんでした。残念ながら北九州市図書館は未対応ですね。

高齢者や子育て&共働き世帯など、図書館に頻繁に通うのが難しい人は少なくないでしょうから自治体の図書館サービスの意義からしたら、ぜひ電子貸出にも対応してほしいですね。