柴田教授のひびきの放送局 (Prof. Shibata's Blog)

九州工業大学大学院生命体工学研究科の柴田智広教授の公式ブログです (Official Blog of Prof. Shibata)

第175回ひびきのサロンを開催しました / 175th Hibikino Salon was held

2019年3月8日(金)に、北九州学術研究都市にて第175回産学交流サロン「ひびきのサロン」およびひびきの連携交流会を開催しました。
On Friday, March 8, 2019, we held the 175th Industry-University Exchange Salon "Hibiki no Salon" and Hibiki Collaboration Exchange Meeting in Kitakyushu Science and Research Park.

「多様な環境で作業する 自律的ロボットのデザイン」と題して、AI・ロボティクスで著名な、エジンバラ大学教授およびロボティクスセンター長のヴィジャヤクマー教授と、
産業技術総合研究所ヒューマノイド研究グループの阪口主任研究員に招待講演をしていただきました。続いて、海洋ロボティクスの第一人者である九州工業大学の浦特命教授に加わっていただくパネルディスカッションを実施後、ひびきの連携交流会を開催しました。
The theme was "Design of Autonomous Robot Working in Various Environments." Professor Vijayakumar (Professor Edinburgh University and Director of Robotics Center), and Dr. Sakaguchi (Humanoid Research Group of National Institute of Advanced Industrial Science and Technology) gave invited lectures. We also held a panel discussion  with Prof. Ura (Kyushu Institute of Technology).

f:id:tshibata:20190311142828j:plain

エジンバラ大学のVijayakumar 教授 / Prof. Vijayakumar from Edinburgh Univ

 

f:id:tshibata:20190311143253j:plain

産総研の阪口主任研究員 / Dr. Sakaguchi from AIST

f:id:tshibata:20190311143351j:plain

九工大の浦特別教授を迎えてのパネルディスカッション / Panel Discussion with Prof. Ura from Kyutech

f:id:tshibata:20190311144919j:plain

f:id:tshibata:20190311144923j:plain

Hibikino Collaboration Exchange Meeting


 

ひびきのサロン「多様な環境で作業する自律的ロボットのデザイン」を実施しました。

2019年3月8日に、北九州学術研究都市内にて、英国 Edinburgh大学の Vijayakumar教授(Alan Turing 研究所の副所長でもある)と、産業技術総合研究所ヒューマノイドロボット研究グループの阪口主任をお招きして、ひびきのサロンを開催しました。

f:id:tshibata:20190421152532j:plain

開催案内

Vijayakumar先生には、自律的かつ安心な制御を行う最適制御や、マルチモーダルセンシング、また大規模システムで実現可能なリアルタイム学習など、強力な機械学習技術と応用事例を紹介していただきました。

阪口主任には、産総研で開発してきたHRP シリーズを中心に、ヒューマノイドロボットに対象を絞り、その特性を生かして多用な環境で作業する自立型ロボットの設計論をハードウェアおよびソフトウェア両方の観点から紹介していただきました。

また、パネルディスカッションでは、「多様な環境で作業する自律的ロボットが、実社会で活用されるための現実的なシナリオや課題」と題して、海洋ロボティクスにおける世界的権威である九工大の浦特命教授(東京大学名誉教授)にも登壇していただき、大変に有意義なディスカッションを展開することができました。

f:id:tshibata:20190308165453j:plain

パネルディスカッションには浦特命教授にもご登壇いただきました。

 改めて、講師の先生方と、聴講者の皆様に御礼を申し上げます。

長先生が准教授として着任しました!/ Dr. Takayuki Osa has joined our division as Associate Professor

3/1に、長 隆之 先生が人間知能システム工学専攻の、私と同じ人間知能創成講座の准教授に着任しました。これからのコラボが大変楽しみです!

Dr. Takayuki Osa has joined our division as Associate Professor. I am looking forward to the future collaboration!

f:id:tshibata:20190305141326j:plain

九工大若松キャンパス前にて / At the from of Kyutech-LSSE

 

少なくとも西日本では初!MAC3D SYSTEMで5名同時計測を行いました

九州工業大学北九州市で運営し、北九州学術研究都市内にあるスマートライフケア共創工房(西日本新聞記事へのリンクには、最先端のモーションキャプチャ設備があります。

モーションキャプチャ装置は、Motion Analysis社のMAC3D SYSTEMです。解像度220万画素、300fpsの性能を持つカメラ20台を保有しています(日本最大級)。

今回、(株)ナックイメージテクノロジ-のサポートを受けながら北九州学術研究都市内にある九州工業大学若松キャンパスにて、上記カメラ20台を用い、複数名の全身動作モーションキャプチャ実験を実施しました。1名あたり33個のマーカーを用いました。
最終的には5名同時のモーションキャプチャを頑健に行うことができることを確認しました(少なくとも西日本では初)。

 

f:id:tshibata:20181222083207j:plain

5名同時計測の様子

 

研究追い込み時期に、内定が決まった学生を研修に呼び出さないで

先日、中央大学の梅田先生からまたひどい話を伺いました。許可を得て全文転載します。
---
研究室の学生(4年生)から,火曜の夜から水木と就職先の研修があるので研究会を休むとのメールが...卒論に集中すべきこんな時期に!!
企業関係者の皆様,どうか学生が卒業するまで,せめて卒論や修論が終わるまで,学生に(過度な)課題を出したり研修を実施したりしないで下さい!卒論や修論に専念させて下さい!それが結果的に学生を大きく成長させ,ひいては入社後の企業での活躍にもつながります(日本のためになります).どうかどうかよろしくお願いします!!!
---

関連する過去記事は下記です。

 

tom-shibata.hatenablog.com

市とFAISの特区関係者がスマートライフケア共創工房を訪問 / Visitors from Kitakyushu City and FAIS in Charge of the Special Strategic Zone

北九州市FAISの特区関係者が、スマートライフケア共創工房を視察されました。私が概略を説明し、井上研、佐藤研がデモンストレーションを行いました。
Persons from Kitakyushu City and FAIS in charge of the special strategic zone assigned to Kitakyushu City visited the Smart Life Care Co-Creation Lab. I explained the outline, and Inoue Lab & Sato Lab demonstrated.

f:id:tshibata:20181208013729j:plainf:id:tshibata:20181208013733j:plain

 

f:id:tshibata:20181208013738j:plainf:id:tshibata:20181208013736j:plain

 北九州市立大学の辻井先生にも飛び入り参加いただきました。今日は私がゆっくりお話しする時間がなく残念。

副市長がスマートライフケア共創工房を視察 / Deputy Mayor's Visit to SLC3 LAB

本日、北九州市の松元副市長ご一行が、スマートライフケア共創工房を視察されました。私が概略を説明し、井上研、佐藤研がデモンストレーションを行いました。
Today, Matsumoto deputy mayor of Kitakyushu City visited the Smart Life Care Co-Creation Lab. I explained the outline, and Inoue Lab & Sato Lab demonstrated.

f:id:tshibata:20181120174035j:plainf:id:tshibata:20181120174100j:plain