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柴田教授のひびきの放送局/Prof. Shibata's Hibikino Station

九州工業大学大学院生命体工学研究科の柴田智広教授の公式ブログです.

北九州パーキンソン病リハビリテーション研究会で講演しました

昨日,北九州市ウェルとばたで開催された北九州パーキンソン病リハビリテーション研究会に参加し,講師も務めました.聴衆は医療関係者で,席が足りなくなる盛況ぶりでした.

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第1講師の全国パーキンソン病友の会(JPDA)福岡県支部長様はご都合により欠席でしたが,ご準備されていた内容を産業医大若松病院診療教授の魚住先生が代理で説明していただきました.支部会員の方の様々なアンケート結果を御紹介いただき,大変に参考になりましたし,また,自分の行っている活動の重要性を再確認できました.

第2講師の賀好先生には,パーキンソン病(PD)患者に対するリハビリにおける課題や,産業医大若松病院の最近の取り組みについてご紹介いただきました.

私は,奈良で育んだスマートライフケアコミュニティ(ワークショップに関する畿央大学のブログはこちら)やiPosture(KinectWiiバランスボードを姿勢計測・リハビリに用いるシステム)の話,また北九州で産業医大若松病院のリハビリテーション科の白石先生がたと共同しているリハビリプログラム開発の現状などについて,お話しさせていただきました.

最後に魚住先生からニュープロパッチなどの薬がどのドーパミン受容体に作用するのか,またそれがどのような症状改善につながるのかなど,専門的な知識をご講演いただきました.

会議後,何人かの聴講者が私のところに来てくださいましたが,その中に,以前母がお世話になったことのある北九州市内の病院の先生がおられ,何かできることがあれば協力します,とお声がけいただき,大変嬉しく思いました.

普段病院で患者さんと向き合っておられる医療従事者の中には,それ自体激務なのに,さらに夜や週末の時間を割いてこういった研究会に出席され,新しい医療知識を入手し,よりよい医療を目指しておられるかたがたがたくさんおられます.私もさらに精進せねばと思わされます.

また,激務をかいくぐって,研究をされている医療従事者の方から,共同研究をお申し出いただくこともたびたびですが,マンパワーが足りないのでお断りせざるを得ないことが多いことが残念です.なんとかして,研究者と医療従事者の間に入る人・組織を形成したいものです.