柴田教授のひびきの放送局 (Prof. Shibata's Blog)

九州工業大学大学院生命体工学研究科の柴田智広教授の公式ブログです (Official Blog of Prof. Shibata)

The 2nd Kyutech International Workshop on Robotics and Innovation was held using Zoom.

We held the 2nd Kyutech International Workshop on Robotics and Innovation using Zoom as follows.

Date: Mar 12-13, 2020.
Place: Fully distributed at each individual office.
Program: 

<Day 1>
1:( JST 10:00-10:10)  Opening
Prof. Tomohiro Shibata, LSSE, Kyutech

2:( JST 10:10-11:00) "Palm-sized Cryoprobe System Based on Refrigerant Expansion and Boiling and its Application to an Animal Model of Epilepsy"
Tatsuji Tokiwa, Graduate School of Information Sciences, Hiroshima City University

3:( JST 11:00-11:50)
"Elucidating the Self-Organization Process of Behavioral Planning in the Prefrontal Cortex of Monkeys Through Multidimensional Analyses of Electrophysiological Signals"
Kazuhiro Sakamoto, Faculty of Medicine, Tohoku Medical and Pharmaceutical University, Japan

JST 11:50-13:30 Break

4:( JST 13:30-14:20) 
"Computational Psychiatry: Understanding Psychiatric and Neurodevelopmental Disorders Using Computational Modeling"
Yuichi Yamashita, Department of Functional Brain Research, National Center of Neurology and Psychiatry, Japan

5: (JST 14:20-15:10)
"Design, Control and Clinical Trials of a BCI based Hand Exoskeleton for Stroke Patients"
Ashish Dutta, Department of Mechanical Engineering, Indian Institute of Technology Kanpur, India

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Prof. Dutta talking via Zoom

Break

6:( JST 15:30-16:20)
"Contribution of Prefrontal Cortex in Working Memory Tasks Using EEG and NIRS"
Keiji Iramina, Kyushu University, Japan

7:( JST 16:20-17:10)
"The Importance of Hypothesis-Driven Annotation Linked to Target Datasets: NIX/odML Data Sharing Standards Associated with Ontology Schemes"
Hiroaki Wagatsuma, Graduate School of Life Science and Systems Engineering, Kyushu Institute of Technology, Japan

JST 17:10-17:30 General Discussion

<Day 2>

1:(13:30 - 13:40) Opening
Prof. Eiji Hayashi, CSSE, Kyutech

2:(13:40 - 14:30) "Innovative Robot – Robot/AI for Field and Sensing System"
Prof. Eiji Hayashi, CSSE, Kyutech

3:(14:40 - 15:20) "Introduction of Center for Socio-Robotic Synthesis"
Prof. Kazuo Ishii, LSSE, kyutech

Break

 4:(15:30 - 16:30) " Robotics2Rural---An Innovative Reaching and Research Approaches " Prof. Subir Kumar Saha, Department of Mechanical Engineering, Indian Institute of Technology Delhi, India

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Prof Saha talking via Zoom

5: (16:40 - 17:20) "Exploiting the Synergistic Space in the Human and the Robot Behavior for Assistive Technology"
Prof. Tomohiro Shibata, LSSE, Kyutech

6: (17:20-17:30) Closing
Prof. Kazuo Ishii, LSSE, Kyutech

 

We thank all the speakers and the participants. The external speakers were not able to join due to the COVID-19 problem, but we enjoyed a lot their talks and discussions!
We also thank Assoc. Prof. Wagatsuma for organizing the Day 1 workshop, and for enabling this Zoom workshop for the two days.

 

 

Hololens2 ハッカソン in スマートライフケア共創工房を開催しました!

先月に、スマートライフケア共創工房にて、「Hololens2 ハッカソン in スマートライフケア共創工房」を開催しました。

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ハッカソンの様子

テーマは「介護」。Hololens2を使った世界初の取り組みではないかと思います。


講師を務めてもらったのは、(株)ホロラボ(HOLOLAB)さん。CEOの中村薫さんは、8年連続でMicrosoft MVPを受賞されているすごい方です。

hololab.co.jp

ホロラボさんは、初代Hololensのミートアップは、福岡から初めてくれたので、私や学生で参加したのですが、Hololens2についてはそのようなイベントの福岡県での開催の予定がまだ無いとのことだったので、このハッカソンが初めてとなりました。

 

ハッカソンと題しましたが、一日目はアイデア出しを行い、二日目に開発を行いました。イデア出しをエンジニアだけでやっては駄目。今回は介護士など介護側への用途を目的として、北九州市を拠点に全国で老人ホームなどを運営し、スマートライフケア社会創造ユニットや、地域イノベーションエコシステム形成プログラムなどで長年ご協力をいただいている(株)さわやか倶楽部介護士や経営陣に、両日ともご参加いただきました。

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イデア出しの様子

今回、参加者は2チームに分け、たくさん出たアイデアの中から2つを選択し、開発を行い、プレゼンテーションまで行うことができました。

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イデア1: 入居者が必要な薬を介護士が確認する補助(誤薬防止)

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イデア2: 居室番号を見ると、入居者のステータス(暑がり,寒がりなど)と室温が見える

本イベントは、文科省enPiT-Pro事業の一つであるenPiT-everi社会人リカレント教育プログラムの介護IoT演習の一部として実施しました。
また、当日はちょうど読売新聞科学技術部の笹本記者の取材も受け、本日3月5日発行の読売新聞(全国版)夕刊「サイエンス&エコロジー」のページに、柴田研で開発を進めている介護士の姿勢危険度判定MRシステムや、井上研で開発をし事業化を進めているスマートフォンアプリなどが紹介されました。
(注)全国版なのですが、なぜか九州では掲載されてないらしいです。(^^;;


Hololens2は高額のため、すぐに介護のデイリーユースに用いられるという段階ではありません。そこでまず、研修で時々用いられるようなアプリケーションから普及させる必要があると考えています。しかし、今回のようにユーザ(介護施設側)参加型の開発を進め、中長期の実証実験を通してユーザに明確なメリットを提示できれば、普及が進むのではないか、と期待しています。また、今後MRデバイスの価格が下がっていくことも期待しています。

 

最後に、この介護をテーマとしたユーザ参加型のハッカソンに強く共感して協力してくださった、(株)ホロラボさん、(株)さわやか倶楽部さん、北九州市立大学国際環境工学の安藤先生に感謝を申し上げます。

 

 

 

 

 

今こそ自治体も遠隔会議システムを活用してください!

今こそ自治体も遠隔会議システムを活用してください!

未だに面談とか電話でしか行政サービスを提供できない自治体は非常に多いと思われます。時代遅れも甚だしい。

若松区の例を見てください。

www.city.kitakyushu.lg.jp

赤ちゃん、乳幼児、妊婦に必要なイベントをことごとく中止・延期してどうするんですか?

遠隔会議システムを使えば、面談とほぼ同じことが簡単にできるんです。
私はH29頃からずっとZoomを活用しています。
小規模な研究会すらこれでできます。有料プランで、150人程度が参加する会議にも参加したこともあります。国際ミーティングにも良く使っていて、全くストレスありません。

 

今こそ自治体も遠隔会議システムを活用してください!

 

 

感染症対策としての自動車の遠隔運転

感染症対策として、工学技術者ができることはなんだろうか。

知人の経営者から教えてもらったところ、タクシー会社が本当に大変なことになっているらしいです。同情の電話は来るけど、乗車はできないとも言われるそうです。

 

不要不急の外出を控える、というのが原則ではありますが、それでも移動が必要な方々のために、5Gでドライバーが遠隔運転、というシステムがあれば、タクシー運転手の職も奪わない、とても良い感染症対策になりますよね。

勿論、法律が追い付かないといけないし、運転手の講習もしないといけない。
前者について、国会議員の皆さん、ぜひ良い仕事してください!

下記は、2019年10月の記事ですが、最新の状況はどうなってるでしょうか。

k-tai.watch.impress.co.jp

3月3日は戸畑キャンパスで研究室配属説明会

九工大機械工学コース・宇宙工学コースの3年生の皆さんへ。
3月3日の、10:25-10:35に研究室配属説明に行きます。その後10分間の休憩があるので、柴田研に興味のある学生さん気軽に相談に来てください😀

 

今日はついに福岡県にも冬将軍がやってきました。
皆さん、十分に体調に気を付けましょう。インフルエンザの流行レベルは劇的に低いですが、

www.pref.fukuoka.lg.jp

日本ではコロナウィルスが感染拡大しはじめました。

xn--eckd2b0a6fujka.com

体調管理し、免疫系を活発にし、手洗い、うがい(もしくは頻繁な飲水も良いらしい)を徹底し、必要に応じてマスクをするなどして、ウィルスに備えましょう。

 

新型コロナウィルスによる中国国内感染者増加数と死亡者増加数をグラフにしてみました

公式発表の数値に基づいて、新型コロナウィルスによる中国国内の感染者数とその増加数、また死亡者数とその増加数をグラフにしてみました。

感染者数はこちらです。28日増加数が少し下がったのですが、29日にまた上がったので予断を許さないですね。

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死亡者数はこちらです。こちらはまだのびていきそうな。。。亡くなった方とそのご親族に深くお悔やみ申し上げます。そして、加油 武漢

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ひびきの小学校は驚きのマンモス校

2017年4月にひびきの小学校が、北九州学術研究都市に隣接して新規開校しました。
下記、写真を見てください。これ、全校生徒じゃないんですよ。

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JCOM わくわく一年生より抜粋

実はこれ、現在の一年生なのです!

開校当時の一年生から6クラスありましたが、次の新一年生は7クラス、現在は8クラスと、驚きの増加を続けています。全校生徒数は約1,300名!
ひびきのやその周辺地域では、まだ住宅建設ラッシュが続いているので、まだまだ生徒数は増えそうです。

北九州市は、政令指定都市の中で高齢化率第一位なのですが、学研都市にいるとふとそれを忘れそうになります。折尾駅の再開発もいよいよ終盤で、折尾駅~ひびきの周辺は、ますます活気に溢れていくことでしょう。

私はよく子供をグリーンパークに連れて行きますが、元気に外で遊ぶ子供たちがたくさんいて、その声を聴いているだけでもとても癒されます。素晴らしいグリーンパークの話は、またいつか書きたいと思います。

hibikinadagp.org