2020年8月25日(火)のガイアの夜明けで、電動車椅子のWHILLがだいぶフィーチャーされていましたね。
柴田研究室は、着衣介助ロボットHAFY(Helping Arms For You)を研究しており、2019年の国際ロボット展(IREX2019)に出展した時には、同じテレビ東京のワールドビジネスサテライト(WBS)のトレたまで取り上げていただきました。
HAFYは動けないので、着衣が必要な人を載せて動けるWHILL(Model CR)と協調して着衣介助を遂行します。
この協調制御について、2020年6月に開催された13th International Conference on Human System Interactionで下記論文を発表したところ、Best Paper Awrd Finalistsを受賞することができました。
Ravi P. Joshi, Jayant P. Tarapure, Tomohiro Shibata
Electric Wheelchair–Humanoid Robot Collaboration for Clothing Assistance of the Elderly
今後は、遠くからWHILLが人をHAFYのところまで連れてきてくれるところも拡充できれば、と考えています。
ちなみに、私は大学院時代はHyper Scooterという視覚移動ロボットの研究をしていたので、ガイアの夜明けでのWHILLの苦闘を見て、当時の研究を懐かしく思い出しました。
・Hyper Scooter: a mobile robot sharing visual information with a human
https://ieeexplore.ieee.org/abstract/document/525424
・Development and integration of generic components for a teachable vision-based mobile robot
https://ieeexplore.ieee.org/abstract/document/537045