2024年11月6日~8日(9日は市民講座のみ)に、北九州国際会議場で日本機械学会ロボメカ部門が主催し、ICAM2024(The 8th International Conference on Advanced Mechatronics)を開催し、盛況のうちに閉幕することができました。
ICAMの開催周期は長く、今回、吉見ロボメカ部門長が調査してくださったところ、これまで4~6年だったようです。前回はコロナで開催が遅れ、2021年には完全遠隔で開催され、3年ぶりの今回は完全対面で開催することができました。
バングラディッシュ, 中国, フランス, マレーシア, メキシコ, タイ国籍の発表者を含む134件の口頭発表、および175名のご参加があり、大変変充実した国際会議を開催することができました。
今回の目玉の一つは、日本機械学会のロボメカ部門以外の6部門と連携し、3セッションを実現できたことです。連携していただいた、TRANSLOG部門(ご担当:大阪公立大 中川智皓先生)、IIP部門(ご担当:Western Digital 江口健彦様)、DMC部門(ご担当:筑波大 萬礼応先生)、SHD部門(ご担当:東工大 中島求先生)、MNM部門(ご担当:北大 繁富香織先生)、BE部門(ご担当:九大 山西陽子先生)に改めて御礼申し上げます。
また、6日には北九州学研都市見学ツアーとTOTOツアーを企画しました。早稲田大学大学院の橋本研の皆様、九州工業大学大学院の田向研の皆様、また柴田研の学生には見学対応をしていただき有難うございました。
また、招待講演にはフランス国立研究所 CNRS-LAASの Rachid ALAMI先生に「Towards Fluent Human-Robot Collaboration: Decisional Challenges in Planning, Acting, and Reacting」という題目で、長年の Human-Robot Collaborationに関する素晴らしいご講演をいただきました。
北九州コンベンションゾーンにあるリーガロイヤルホテルのロイヤルホールで開催された懇親会ではまず、ロボメカ部門長の吉見先生と、北九州市の柴田産業経済局長にご挨拶をいただきました。その後、北九州市の溝上酒造が誇る日本酒「天心」の大樽を、私も加わって乾杯。そこで地元でご活躍のオペラ歌手である野見山御園(ソプラノ)さんと山口幸志さん(テノール)が登場し、素晴らしい歌声で乾杯や余興の時間を大変盛り上げていただきました。
また、日本バイナリー(株)さんとJTEKT(株)さんにロボット展示を出していただきました。どちらもインタラクティブな展示で大変好評でした。
ICAM本編の最後には、Award Ceremonyを開催し、7組のファイナリスト、Best Paper Award、Best Student Paper Awardを表彰しました。
受賞情報詳細はこちらをご覧ください。
ICAM2024の本編終了後の土曜日には、北九州高専の松尾先生と富永先生に、市民講座としてROS基礎講座を開講していただきました。
最後に、ICAM2024に参加していただいた皆様、実行委員の皆様、プログラム委員の皆様、ロボメカ部門長の吉見先生、副部門長の田中(孝)先生、大原先生を始めとするICAM2021実行委員の皆様、そして学生アルバイトの皆さんに、改めて心より感謝申し上げます。