我妻先生からお声がけいただき,我妻先生が招へいしたUPMのインターンシップ生10名が,本日柴田研究室やスマートライフケア共創工房を見学しました.私は会議のため,最後しか合流できませんでしたが,柴田研の学生が,着衣介助ロボットや,歩行アシストロボット,スマートワークセルなどの見学に対応してくれました.
先日,北九大の辻井先生がJSTのさくらサイエンスプログラムで招へいしたタイの Thaksin University Phatthalung Campusの 教員ご一行を連れて,スマートライフケア共創工房見学にいらっしゃいました.タイも高齢化が進んでいることもあり,大変興味深く見学をされていました.
※さくらサイエンスプログラム紹介ビデオ(short, full)
また,北九州学研都市は,九工大(国立),北九大(市立),早稲田(私立)が一か所に集まる日本唯一の場所であることも,大変感心されていたそうです.スマートライフケア共創工房の次は早稲田IPSを見学に行くと言っていました.私も以前から,学術観光都市としての機能も果たせるのではないかと思っていました.
柴田研にはキングモンクット大学から博士後期課程に留学生が来ていますし,チュラロンコン大学とも交流があります.また,九工大はつい最近,キングモンクット大学にサテライトオフィスを開設しました.今後もますますタイと親しくしていきたいと思います.
昨年に引き続き,JICA九州から依頼を受けて,九工大若松キャンパスとスマートライフケア共創工房で研修を実施しました.
生憎の雨模様でしたが,まず7Fで学研都市全体を見てもらい,続いて,九工大若松キャンパスで私がレクチャーを行いました.活発な質問がありました.
その後,着衣介助ロボットを見学・体験してもらいました.
その後,スマートライフケア共創工房に移動し,計測・評価ゾーンと,プロトタイプ開発ゾーンを見学し,なるべくロボットを体験してもらいました.
参加者に大変興味をもっていただき,活発な質疑応答がなされました.介護イノベーションのためには,世界のプラットフォームで情報交換していくと良いのでは,という意見も出ました.私はこれまでも世界と繋がってきましたが,さらに前進すべく頑張っていきたいと思います.
最後に,本研修を支えてくれたスタッフと学生に心から感謝します.
昨年初めて,北九州学術研究都市に隣接した創立6周年のひびきの小学校と連携し、Hibikino-Musashi@Homeの顧問である田向教授の全面的な協力も得て、ひびきの小学校6年生(合計約190名)を対象にした大規模な体験見学会を4日間にわけて実施しました。
今年もまたこの小大連携を実施しましたが,
今年の6年生は何と8クラス!
合計約250名を8日間に分け,九工大若松キャンパスでお片付けロボット(Hibikino-Musashi@Homeが対応)と、北九州学研都市内にあるスマートライフケア共創工房を見学してもらいました.スマートライフケア共創工房では,着るモーションキャプチャや,腰部負担軽減のためのウェアラブルロボット(JTEKT社 J-PAS Fleairy)や,二本の腕で優しく移乗介助を行うロボット(マッスル社 SASUKE),また柴田研究室で開発中の歩行アシスト装置や,障がい者のものづくりを支援するAIロボットシステムなどを見学・体験してもらいました.子供たちは時折歓声を上げながら,熱心に見学・体験・質問をしていました.
この小大連携活動は,次年度以降も継続予定です.若松キャンパス内,また学研都市内の他大学の研究室にも協力の輪を広げていければと思っています.
最後に,ひびきの小の校長先生・教頭先生や引率の先生方、また今回の大規模な連携イベントを見事に支えてくれた柴田研や田向研のメンバーの皆さんに心から感謝申し上げます.
先日,佐賀県議会文教厚生常任委員会ご一行が,「介護ロボット普及の取り組み」をテーマに,北九州学術研究都市内にある九工大スマートライフケア共創工房を視察されました.
まず国や厚労省リビングラボの取り組み,今後の課題などに関する私のレクチャーを聴講していただき,続いて企業の介護ロボットや,柴田研で研究開発中の介護ロボットの見学や体験をしていただきました.大変熱心に聴講や見学体験をしていただき,様々なご質問をいただきました.
佐賀県の高齢化率は2020年の国勢調査では30.6%と高水準で(ちなみに北九州市 31.7%とさらに高い),生産年齢人口は鳥栖市でのみ増加している状況です(詳しくはこちら).いずれ介護生産性向上総合相談センターを立ち上げられると思います.スマートライフケア共創工房はこれまで,北九州は勿論,大分県や鹿児島県の地域相談窓口,また山口県とも連携してきました.今回の視察を契機に,佐賀県ともぜひ連携して,オール九州・山口で,介護ロボットなどテクノロジーとコミュニティ創造を武器に超高齢社会課題に立ち向かってければと思います.
最後に,今回もデモに対応してくれた学生達に感謝します.
www.amed.go.jp締切: 3月19日(火) 【正午】
応募資格者:
企業(中小企業、大企業および技術研究組合)または企業を代表機関とするチーム
また厚生労働省が実施する「介護ロボットの開発・実証・普及のプラットフォーム」事業 と連携し、当該事業のリビングラボネットワークを活用した製品評価・効果検証や,介護施設等(実証フィールド)における実証を推奨,開発期間中においても積極的な連携を視野に入れた提案を推奨するとのこと.
www.kaigo-pf.com
公募内容:
介護現場における大きな課題解決につながる新しいロボット介護機器の開発を支援することで,介護現場の生産性向上や介護の質の向上,自立支援等による高齢者の生活の質の維持・向上を図ることを目指す.
対象となるロボット介護機器・システムは,ロボット技術(検知技術、判断技術、駆動技術)を適用した介護機器・システムです.従来の介護・支援方法や,他種類の機器・福祉用具等を用いた介護オペレーションと比較して優位であり,より介護現場の改善に資する機器の開発であることを重視.本公募では経済産業省・厚生労働省が定める「ロボット技術の介護利用における重点分野」を対象とする.
皆さん,北九州のイメージは成人式しかないかもしれませんが,魅力がいろいろある都市ですので,私のブログでもいろいろと情報発信しています.
Kitakyushu カテゴリーの記事一覧 - 柴田教授のひびきの放送局 (Prof. Shibata's Blog) (hatenablog.com)
UターンやIターンの受入れにも勿論熱心で,北九州商工会議所が,先進ものづくり企業を知る!企業特別体験会というのを昨年から実施しており,今年は更にパワーアップしています.
先進ものづくり企業を知ろう!企業特別体験会のご案内 | 商工会議所からのお知らせ | 北九州商工会議所 (kitakyushucci.or.jp)
今日は,企業特別体験会受入企業の留学生採用状況を,商工会議所からいただいたので公開します.日本語検定がN2でもOKな企業もあります.ぜひこういった企業をこれからも見つけていきたいと思いますし,市内にいるたくさんの留学生に市内で就職してもらえればいいな,と思います.