柴田教授のひびきの放送局 (Prof. Shibata's Blog)

九州工業大学大学院生命体工学研究科の柴田智広教授の公式ブログです (Official Blog of Prof. Shibata)

2021-01-01から1年間の記事一覧

引きこもりからのリハビリテーション

12月17日の記事を見て、とても悲しくなりました。 きっとできることはいろいろあるはず。 素人考えですが、この方の場合は、英語を小学生に教えるなどでコミュニティに少し戻る手があったかもしれない。引きこもりの初期相で何とかするのがベストとは思いま…

ひびきの小学校との連携イベントを行いました! ~マインクラフト×3Dプリンタ~

令和3年12月4日に、九工大主催、北九州学術研究都市20周年記念事業実行委員会後援、ひびきの小学校協力の下、「ひびきのキッズサイエンス MINECRAFT で 3D プリントしよう 」 を開催しました。 学研都市に新しくできたコワーキングスペースで、抽選で選ばれ…

介護ベッド及び介護ベッド用手すり/柵の製品事故件数年次推移

NITEの注意喚起リーフレット に、「介護ベッドの事故に注意しましょう」という項目が追加されました。下記図を見ると、ここ6年の平均は約5件です。 介護ベッド及び介護ベッド用手すり/柵の製品事故件数年次推移 この数字の内訳(死亡、それ以外など)を知り…

西日本国際福祉機器展に出展しました

先週の木~土と3日間、スマートライフケア共創工房として、西日本国際福祉機器展に出展し、すぐ創る課のメンバーが頑張ってくれました。 厚生労働省介護ロボットの開発・実証・普及のプラットフォーム事業におけるリビングラボとしても活躍中 柴田研で開発し…

介護の日にLIFEを考える

11月11日は介護の日です。 昨年、下記のブログを書いたものの、コロナが終息したとは言えないし、11日にスマートライフケア共創工房として企画を立てる余裕もありませんでした。 しかし、スマートライフケア共創工房の活動は着実に進捗しています。年度末に…

西日本国際福祉機器展に出展します!

厚労省の介護ロボットプラットフォーム開発事業で、スマートライフケア共創工房とすぐ創る課は様々に頑張っています。 11月18日~20日の、西日本福祉機器展にすぐ創る課のメンバー中心で、スマートライフケア共創工房からも出展があります! パーキンソン病…

大学院生命体工学研究科の女性や留学生の比率 (2021.5時点)

2021年5月時点の、九工大の学生分布情報です。日本の工学系の大学院としては、女性の比率はなかなか頑張っているように思います。また、後期課程に約半数日本人学生がいるというのも、なかなか頑張っているように思います。

NPO法人アゴラ音楽クラブ10周年(スペースアゴラ設立から33周年)おめでとう!

私も発足当初から2019年5月まで理事を務めた、NPO法人「アゴラ音楽クラブ」が今年10周年記念を迎え、書籍を出版しました。実際には、水野理事長の心身障がい児・者への音楽指導活動は35年になり、スペースアゴラという当初組織から数えると33周年になるのだ…

スマートライフケア共創工房とすぐ創る課、頑張ってます!

スマートライフケア共創工房は、厚労省介護ロボットの開発・実証・普及のプラットフォーム事業の全国拠点の一つで、私が拠点代表を務めています。 これまでの活動については、下記スライドにまとめてありますので、ぜひご覧ください。 ロボットや人工知能に…

日程調整にはエクセルファイルでなくツールを使いましょう

年々、日程調整を依頼されることがぐんぐん増えてきて、日程調整だけで時間と集中力をとられます。最近、またべた書きエクセルファイルが送られてきてがっかりしたので、その際の意見具申をここに載せておきます。 ----------------------------------------…

排泄支援装置の製品リスト

排泄支援装置は、介護施設でのニーズがとても高いものの一つです。 厚生労働省がR3年3月に公開した「福祉用具・介護ロボットの開発と普及2020」などから、排泄支援装置の情報を得て、下記、製品情報が得られるページにリンクを張りました。 排泄支援装置を、…

心に残っている本は?

大学の広報関連で、ヒアリングシートの入力が必要だったので、改めて10代や20代のことを思い出しました。せっかくなので、心に残っている本は?への回答をここにも書いておきます。文字制限があったので、その範囲内での回答です。大学~大学院時代に、これ…

スマートライフケア共創工房に来訪者が続々

スマートライフケア共創工房には、高齢者、障がい者、リビングラボ機能を活用する企業、共同研究者の他、様々な来訪者があります。下記、8月初旬の見学と視察の件を紹介します。 スマートライフケア共創工房は介護イノベーションが主たる目的ですが、今後も…

北九州は住みよいところ(3)子育て環境 ~海と川~

学研都市から車で15分弱のところに、ひびき海の公園(愛称:マリンパーク)があります。「北九州市では、市街地から気軽に行ける、この美しい海岸線を市民に身近なリゾートにするため、釣り桟橋、人工海浜、多目的広場、フィッシャリーナなどの整備を行いま…

介護ロボットを安全に使うポイント集

昨年度の老人保健健康増進等事業により、(株)三菱総合研究所が、介護ロボットの安全利用に関する調査研究事業が実施し、「介護ロボットを安全に使うためのポイント集」をまとめ公開しました。 本ポイント集は、実際に介護ロボットを使用している事業所から…

全国の介護ロボット関連の助成一覧

介護ロボット関連の助成って、県によって種類・申請時期・金額がバラバラなので、うっかりしていると「あ、良いのがあったのにもう申請が締め切りだった!」なんてことになりかねません。 そうなる前に、興味のある企業様は、下記ホームページをご覧ください…

ニーズ・シーズマッチング事業に登録するメリット

先月、掲題のキックオフセミナーが開催されました。 250名を超える視聴者がおられたそうで、多くはシーズ側の企業様にたくさんご参加いただいたようです。本事業では、入口は広く募集をかけつつ、手を挙げていただいた企業様に対して、マッチング支援、シー…

令和3年度福岡県介護ロボット導入支援事業費補助金の交付申請が受付中

申請受付期間は令和3年7月2日から令和3年8月31日(当日消印有効)です。 WiFi環境の無い施設は多いと思いますが、下記のアように、見守り機器を効果的に活用するためなら使えますね!

人類は戦争をやめることができるか?

ブログ書いている場合でないのですが、下記、NHKスペシャルの広報を見て、どうしても少し書きたくなりました。 #NHKスペシャル #2030未来への分岐点「AI戦争 果てなき恐怖」11(日)今夜9時〜[総合]ダイナマイトや核兵器を凌駕する軍事革命が起きると言われる…

住民による住民のためのまちづくり

今日は、「こども庁」創設に向けた、政府の作業部会のニュースがありました。 加藤官房長官がおっしゃったように、「少子化に歯止めがかからない、児童虐待・重大ないじめなど深刻な問題が増加しており、こどもの命・安全守る施策を強化していかねばならない…

7月16日オンライン開催、ニーズ・シーズマッチング事業のキックオフセミナーのご案内(増枠)

先月、掲題の事業とキックオフセミナーのご案内をしました。 7月16日に開催のキックオフセミナーでは、私も基調講演を担当しますが、御好評につき、お申込み枠を200名から400名に増枠するとのことです。 ニーズ・シーズマッチング事業になんとなく興味はある…

北九州は住みよいところ(2)子育て環境

今日は「北九州市は10年連続政令指定都市で子育てしやすい街No.1」という誇らしいニュースが飛び込んできました。 実際のデータはこちら。出産環境と小児医療の項目が1位で、児童保育2位、児童福祉3位、母子父子福祉4位が目立ってますね。 私も北九州に住ん…

JETROの豪華なメニュー

本日、北九州市JETRO北九州および福岡の方々とミーティングする機会があり、海外進出したいが、とりあえずどうしたらいいかよく分からない、という企業にはよだれが出るようなメニューの数々を教えていただきました。 下記、とりあえずリンク張っておきます…

介護の現場で必要となるテクノロジーのニーズ・シーズマッチング事業とキックオフセミナーのご案内

厚生労働省のニーズ・シーズマッチング事業が始まりました。今年度は、同じく厚生労働省の介護ロボットの開発・実証・普及のプラットフォーム事業の下で実施されます。 上記ページには、ニーズおよびロボット案のリストが掲載されており、また企業のエントリ…

北九州市内施設での介護イノベーションのフォーメーション

北九州市は国家戦略特区に指定されており、R2年度まで介護ロボット等導入実証事業を推進してきました。私もワーキングの一員でした。 R3年度からは、小倉のアシスト21に機能が集約された新しい体制に代わりました。 北九州介護ロボットコンソーシアムは一…

大学院生命体工学研究科の女性や留学生の比率

2020年5月時点の、九工大の学生分布情報です。日本の工学系の大学院としては、女性の比率はなかなか頑張っているように思います。また、後期課程に約半数日本人学生がいるというのも、なかなか頑張っているように思います。

北九州は住みよいところ(1)

福岡県大野城市出身の私は、東京都杉並区・練馬区、奈良県奈良市・生駒市と住んで、その後、福岡県北九州市若松区に住んで8年目となりました。住めば都という言葉もあるし、北九州市が一番、なんて言うことはできませんが、まさに程よい都会と程よい田舎が…

R3年度の厚労省介護ロボットプラットフォーム事業が発進!

R3年度の厚労省介護ロボットの開発・実証・普及のプラットフォーム事業が始まりました! まだホームページは更新途中の様です。 リビングラボ全国拠点の一つである、スマートライフケア共創工房も、ますますパワーアップして頑張ります! R2年度、スマートラ…

私が現在行っている公式国際交流

私が現在行っている国際交流の備忘録です。 <国際コース> Global AAR コースのマネジメントをしています。 田向先生に演習を、池本先生にジャーナルクラブを担当していただいています。田中先生と一緒にセミナーを運営します。 <MOU窓口> インド工科大学…

ダイバーシティがさらに高くなった柴田研

いよいよ新年度ですね!柴田研は学生21名で新年度に臨みます!メンバ | 柴田智広研究室のホームページ (kyutech.ac.jp) 気が付くと、ダイバーシティが非常に高い研究室になりました。 女性が5名(1名職員) 国籍が8か国(日本、モンゴル、ロシア、インド、…