柴田教授のひびきの放送局 (Prof. Shibata's Blog)

九州工業大学大学院生命体工学研究科の柴田智広教授の公式ブログです (Official Blog of Prof. Shibata)

3月31日(木)に入試説明会および研究室見学があります

九工大 大学院生命体工学研究科 H28年度4月、H27年度10月の入試開催情報です。

なお、3月31日(木)に、私の所属する人間知能システム工学専攻の入試説明会が若松キャンパス(ひびきの2-4)で開催されます。研究室見学もぜひこの機会に来てください。私も研究室にいる予定です。

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福岡市の人口が神戸市を抜いたという報道

ちょうど震災の数年後、関西に移り住み、生々しい話をたくさん聞きました。神戸は、震災がなければ、貨物取扱量は日本一だったとも記憶しています。福岡県で生まれ育ち、今また大好きな福岡県に在住する身としては、福岡市の人口が増えていることは単純に嬉しいのですが、神戸と比較する報道には、個人的には違和感を覚えます。

ロボコンマガジンに研究室紹介記事が掲載されました。

先日、サイエンスライター森山和道さんが九工大若松キャンパスを訪問してくださり、トマトロボット競技会や、人間知能システム工学専攻のいくつかの研究室も取材してくださいました。その記事が、今月のロボコンマガジン No. 104にカラーで掲載されていました。

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ワークショップは大盛況

19日に、九工大戸畑キャンパスの百周年中村記念館にて、第6回社会ロボット具現化ワークショップ 「スマートライフケア社会に向けたインベンションとイノベーション」を開催しました。本日珍しく北九州市にも暴風雪警報が出ていて、どうなることかと思ったのですが、寒い以外は特に問題なく、会場は追加で椅子を出す必要があるほど大盛況となりました。

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    (左)当日朝の百周年中村記念館とその周辺、(右) 浦センター長の開会の挨拶

 それぞれの講師の方々に、インベンションだけでなく、可能な限りで結構なのでイノベーションの観点を少しでも含めていただきたい、とお願いしていたのですが、みなさんそれに応えてくださり、本当に勉強になり有難かったです。各講師の方々に、この場を借りて、改めて御礼申し上げます。

また、本日の会場準備や参加受付では、石井研の皆さんや、数名の秘書の方々に大変にお世話になり、感謝しております。

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   会場設営をする石井研の学生たち

九州工業大学 第6回社会ロボット具現化ワークショップ 「スマートライフケア社会に向けたインベンションとイノベーション」

 

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私が運営委員を務める九州工業大学社会ロボット具現化センターと、代表を務める九州工業大学スマートライフケア社会創造ユニットの主催で、下記のように「スマートライフケア社会に向けたインベンションとイノベーション」と題したワークショップを戸畑キャンパスで開催します。参加費無料、定員150名、E-mailによる参加申し込み締め切り1/14(木)です。プログラム詳細は、下記をご覧ください。

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九州工業大学 第6回社会ロボット具現化ワークショップ
「スマートライフケア社会に向けたインベンションとイノベーション」

日 時  2016年1月19日(火)
  ワークショップ講演会:13時
  懇談会:17時15分~
場 所  ワークショップ講演会:九州工業大学 百周年中村記念館
     懇談会:九州工業大学生活協同組合戸畑食堂
     北九州市戸畑区仙水町1-1
     (九州工業大学 戸畑キャンパス内)
参加費  ワークショップ講演会:無料
     懇談会:一般1,000円 学生500円
主 催  九州工業大学社会ロボット具現化センター
     九州工業大学スマートライフケア社会創造ユニット

ワークショップ趣旨
 少子超高齢化が進行するわが国では、医療・介護の分野へのロボットやICT/IoTの導入大きな期待が寄せられている。政府の「ロボット新戦略」では、介護ロボットについて、介護現場における人手不足解消を主目的とし、現在20億円とみられる介護ロボットの国内市場を2020年までに500億円規模への拡大を掲げる。また、我が国の社会保障制度の維持のためにも、首相の掲げる「一億総活躍社会」実現のためにも、スマートライフケア技術も積極的に活用した予防医療、介護予防を徹底し、従来の年齢構造感にとらわれない、健康長寿社会を実現する必要があります。一方、スマートライフケア社会の実現のためには、インベンション(開発・発明)だけでは不十分で、イノベーション(社会的意義のある新しい価値創造、社会実装・変革)に取り組む必要があります。
本ワークショップでは、「スマートライフケア社会に向けたインベンションとイノベーション」と題して、下記プログラムのように大学や企業の最新動向を共有します。そして、政令指定都市中高齢者比率がトップである北九州市おいて、昨年終盤に採択されたJSTのリサーチコンプレックス事業(FS採択)や、介護ロボットの実用化を中核とする国家戦略特区指定を追い風として、スマートライフケア社会を実現するための課題や方策を探る契機とします

ワークショッププログラム(講演者の敬称略)

1)  挨拶              13時~13時10分
九州工業大学社会ロボット具現化センター
センター長・特別教授  浦 環


2) 九工大社会ロボット具現化センターおよびスマートライフケア社会創造ユニットの
取り組みと展望 13時10分~13時50分
九州工業大学社会ロボット具現化センター
副センター長・教授 石井 和男
九州工業大学スマートライフケア社会創造ユニット
代表・教授 柴田智広

3)  Humatronics:ロボット介護機器開発の取り組みと将来ビジョン  13時50分~14時25分    
(株)安川電機 技術開発本部 
ロボティクスヒューマンアシスト事業推進室
室長 藤原 昇

4)  搭乗型移動ロボットの安全技術に対する取り組み 14時25分~15時00分
電動車いすをベースとした搭乗型移動ロボットの開発
アイシン精機(株)基礎技術開発部 安藤充宏
   
--- 休憩 10分 ---

5)  医療介護支援ロボットの開発 15時10分~15時45分
トヨタ自動車(株)パートナーロボット部 医療介護プロジェクト室
主幹 鴻巣 仁司

6)  デジタルヘルスケア:ICTを活用した健康管理  15時45分~16時20分
オムロン(株)技術・知財本部知能システム
研究開発センタ 中嶋宏

7)  医療ビッグデータの収集解析と実社会への応用  16時20分~16時55分
九州大学大学病院 メディカル・インフォメーションセンター 特任助教 野原康伸

 

8) 北九州市国家戦略特区についての簡単なご紹介


懇談会    17時15分~19時00分
場所:九州工業大学生活協同組合戸畑食堂
参加費:一般1,000円 学生500円

≪お問い合わせ及び参加申し込み≫
事前申し込みは終了しました。まだ席に余裕がありま すので、当日受付でお越しください。

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Year-end meeting with my students

In addition to research discussion, I gave my advices for their life in general to all my students spending a couple of days.

In Japan, year-end and new year days are one of the best chances to look back your life these years and make plans for new years, not only alone but also with family.

I hope my wordings are touching to them.

 

Wishing you all a happy holiday season and a happy new year!

 

ここ数日を使って、研究室の学生と研究議論をするとともに、今後の人生に関する一般的なアドヴァイスも行いました。

日本では、年末年始は、近年を振り返り、この先の計画を練る大変良い機会です。しかも家族にも相談ができる。

私の言葉が、少しでも彼らに響いたことを祈念してやみません。

 

それでは皆さん、良い年末年始をお迎えください!