子どものころ、南総里見八犬伝を呼んで感動しました。
仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌は、わくわく、ぞくぞくしながら覚えました。
今思えば、言霊に触れたのでしょう。
仁は武士道の核心的な徳目の一つであり、「人を思いやる心」や「慈悲の心」を意味します。強者が弱者を守り、支援することが「仁」の実践とされた。これは、武士が単なる戦闘技術の達人ではなく、道徳的な指導者であるべきという考えに基づいている。
英国の紳士像に、Nobless Obligeがあります。特権を持つ者はその分責任を果たさなければならない。強い立場にある者が弱い立場の者を支援する道徳的義務を持つ。
仁も Nobless Oblige も共通している部分が大きいですね。どちらも大好きな言葉であり、大切にしたい考え方です。