柴田教授のひびきの放送局 (Prof. Shibata's Blog)

九州工業大学大学院生命体工学研究科の柴田智広教授の公式ブログです (Official Blog of Prof. Shibata)

仁とNobless Oblige

子どものころ、南総里見八犬伝を呼んで感動しました。

仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌は、わくわく、ぞくぞくしながら覚えました。

今思えば、言霊に触れたのでしょう。

 

仁は武士道の核心的な徳目の一つであり、「人を思いやる心」や「慈悲の心」を意味します。強者が弱者を守り、支援することが「仁」の実践とされた。これは、武士が単なる戦闘技術の達人ではなく、道徳的な指導者であるべきという考えに基づいている。

 

英国の紳士像に、Nobless Obligeがあります。特権を持つ者はその分責任を果たさなければならない。強い立場にある者が弱い立場の者を支援する道徳的義務を持つ。


仁も Nobless Oblige も共通している部分が大きいですね。どちらも大好きな言葉であり、大切にしたい考え方です。