柴田教授のひびきの放送局/Prof. Shibata's Hibikino Station

九州工業大学大学院生命体工学研究科の柴田智広教授の公式ブログです.

介護ロボティクスの分野でアイデア→プロトタイピング→実証評価のループを早く回したい(1)

わが国では介護分野へのロボット導入が期待されていますが、ニーズが細分化されていることや、安全性・価格・効用のバランスをとることが難しいため、まだマーケット開拓の目途が立っていないという問題があります。

この問題に対する一つの重要な対策として、私はアイデア→プロトタイピング→実証評価のループを何度も回していく必要があると考えます。f:id:tshibata:20171105061259j:plain

          図:先進的介護普及の方法論  (Methodology for disseminating advanced nursing care)

IT分野では、リーンスタートアップとか、ハッカソンなどの方法論がありますが、介護ロボットに関してはこれまでそのような試みは困難でした。

私たちは今回ついにそれを実現することができたのです!

 


2017年11月1日~3日にかけて、北九州学術研究都市にある九州工業大学(若松キャンパス(若松区ひびきの2-4))にて、HEBI Robotics 社のロボットモジュールを用い、生活支援ロボットをテーマにした世界初のHEBI Hackathonを開催しました。

 

主催は九州工業大学の社会ロボット具現化センターとスマートライフケア社会創造ユニット、共催はHEBI Roboticsと日本バイナリ―(株)、協賛はMathworks GK。そしてこれまでスマートライフケア社会創造ユニットにご協力いただいてきた(株)ウチヤマホールディングスと(株)さわやか倶楽部に今回もご協力をいただくことで、アイデアソンとそれに基づくハッカソンラピッドプロトタイピング)を実現することができました(つづく)。

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     アイデアソン実施時の集合写真