スマートライフケア共創工房は九州工業大学が北九州市と連携して運営する、アクティブシニアIoTのオープンイノベーション拠点です。
九州工業大学が発信する最新技術を体験でき、介護とIoTという観点から、アイデアの創出からプロトタイピング、技術性能の評価まで行うことができます。
R2年度は、厚生労働省のR2年度介護ロボットの開発・実証・普及のプラットフォーム事業におけるリビングラボの一拠点として活動しており、これまで愛知県、奈良県、福岡県、鹿児島県の企業から介護ロボットの評価依頼を受けています。
この事業では、介護ロボットの開発・実証・普及の流れを加速するため、ニーズ、課題、評価方法、評価結果を、地域相談窓口、リビングラボネットワークでできるだけ共有し議論するという画期的な取り組みを行っています。私としては、まだ介護ロボ導入が本格化していない時期なので、とにかく皆で成功事例も失敗事例も何でも情報を共有しあって、一日も早くマーケットを開拓することが重要だと常々考えており、上記プラットフォーム事業には大変期待をし、そして本学の教員や学生の協力を得て、超積極的に取り組んでいます。