柴田教授のひびきの放送局 (Prof. Shibata's Blog)

九州工業大学大学院生命体工学研究科の柴田智広教授の公式ブログです (Official Blog of Prof. Shibata)

「介護とロボティクス」セッションは大盛況、そして感動!

3年ぶりに、日本ロボット学会学術講演会が対面で実施されました。これまで対面での学会発表の経験がなかった学生達には、忘れられない機会になったことと思います。

 

今回初めて、今年3月に新設した日本ロボット学会の研究専門委員会「介護ロボット研究専門委員会」で、「介護とロボティクス」というオーガナイズドセッション(OS)を立てました。最低5件は講演申し込みがあるだろうと思っていたところ、ふたを開けてみると17件も申し込んでいただけました。セッション構成としては、冒頭に基調講演を加えて、2日間にわたり、合計3セッションとなりました。プログラムの詳細は、このPDFで「介護とロボティクス」で検索してみてください。

善光会最高執行責任者 宮本様の基調講演

初日の様子

二日目の様子


各セッションとも大盛況で、感動的な講演の数々、そして5分ではとても足りない熱心な質疑応答が展開されました。何が感動的かと言うと、多くのご講演の中で、ラボ検証や施設実証の取り組みについて、貴重な結果を共有していただいただけでなく、成功や失敗も含めた「経験」をも深く共有していただいたことです。座長として、質疑応答の冒頭で「まず感謝申し上げます!」と思わず言ってしまったこともありました。

 

介護イノベーションを加速するために、介護ロボット研究専門委員会として、今回のご講演の貴重な情報(ご経験含む)を生かすために、知恵を絞っていきます!

 

ご講演の皆さま、ご聴講の皆さまには改めて深く御礼申し上げます。

また、実行委員会を始め、対面学会を成功させた東大の教職員・学生の皆さまに厚く御礼申し上げます。