2022年11月11日に、北九州で日本ロボット学会の介護ロボット研究専門委員会を開催しました。
せっかく委員の先生方が北九州まで来てくださるので、てんこ盛りの企画にしました(かなりバタバタしてしまいましたが ^^;)。
まず小倉駅北口すぐのバス乗降場からバスで北九州学術研究都市に移動し、
厚労省介護ロボットプラットフォーム事業におけるリビングラボの一つであるスマートライフケア共創工房を見学していただきました。
1時間という短時間の中、リビングラボ活動の紹介や、その成果物の体験をしていただき、また柴田研の研究紹介やすぐ創る課の活動紹介も少々行いました。
そしてバスで小倉に戻り、福祉用具プラザ北九州内にある北九州市介護ロボット等導入支援・普及促進センターへ。ここは厚労省介護ロボットプラットフォーム事業の地域相談窓口「九州介護ロボット開発・実証・普及促進センター」でもあります。
そして、徒歩で商工貿易会館に移動して、委員会を開催しました。オンラインで参加していただいた委員も3名おられました。
まず、北九州市介護ロボット等導入支援・普及促進センターの樽本センター長によるご講演で、北九州モデルを詳しくご紹介いただきました。そのあとワークショップを行う計画だったのですが、あまりにご講演が刺激的で、委員会の時間一杯、活発な質疑応答が続き、介護ロボットイノベーションの核心に迫る総合討論となりました。
今年の3月に設立した介護ロボット研究専門委員会。今年度は、2回の委員会と、RSJ2022でのオーガナイズドセッションの実施と活動を行い、介護ロボットイノベーションの核心に迫る議論がなされました。介護イノベーションは喫緊の課題。毎年の委員会活動を、何らかの形で社会に還元できるよう知恵を絞っていきます。なお、RSJ2022でのオーガナイズドセッションがきっかけとなって、つい先日、日経新聞に記事が掲載されています。下記ブログで記事を引用していますので、ぜひご一読ください。