柴田教授のひびきの放送局 (Prof. Shibata's Blog)

九州工業大学大学院生命体工学研究科の柴田智広教授の公式ブログです (Official Blog of Prof. Shibata)

介護

現場課題解決型・共創型の機器開発 好事例創出と普及についての成果報告会

2024年3月14日に,令和5年度 AMED ロボット介護機器開発等推進事業(環境整備)開発成果普及事業が主催する現場課題解決型・共創型の機器開発 好事例創出と普及についての成果報告会が東京有明で開催されました. まず,長岡介護イノベーション・ハブの5~6…

タクシン大学の教員グループがスマートライフケア共創工房を見学

先日,北九大の辻井先生がJSTのさくらサイエンスプログラムで招へいしたタイの Thaksin University Phatthalung Campusの 教員ご一行を連れて,スマートライフケア共創工房見学にいらっしゃいました.タイも高齢化が進んでいることもあり,大変興味深く見学…

JICA九州の研修を実施しました(2024.2.19)

昨年に引き続き,JICA九州から依頼を受けて,九工大若松キャンパスとスマートライフケア共創工房で研修を実施しました. 生憎の雨模様でしたが,まず7Fで学研都市全体を見てもらい,続いて,九工大若松キャンパスで私がレクチャーを行いました.活発な質問が…

佐賀県議会文教厚生常任委員会ご一行がスマートライフケア共創工房を視察

先日,佐賀県議会文教厚生常任委員会ご一行が,「介護ロボット普及の取り組み」をテーマに,北九州学術研究都市内にある九工大スマートライフケア共創工房を視察されました. まず国や厚労省リビングラボの取り組み,今後の課題などに関する私のレクチャーを…

令和6年度「ロボット介護機器開発等推進事業(開発補助・海外展開)」に係る公募が始まりました!

本日1/26(金)より3/19(火)正午まで,令和6年度(2024年度)「ロボット介護機器開発等推進事業(開発補助・海外展開)」に係る公募が行われます.詳細はAMEDウェブページ を御確認ください. www.amed.go.jp締切: 3月19日(火) 【正午】応募資格者: 企業(中…

濃い情報が一気に得られる介護現場における生産性向上推進フォーラム

厚生労働省が,介護現場における生産性向上の取組を更に普及し、生産性向上の取組に対する気運の醸成を図る目的で、 介護分野の生産性向上に関わる全ての自治体職員及び介護サービス事業所の職員等を主な対象として,全国3か所でフォーラムをハイブリッド形…

令和5年度補正予算「介護サービス事業者の生産性向上や協働化等を通じた職場改善事業」と「介護ロボット開発等加速化事業」を使って介護ロボットイノベーションを加速!

厚生労働省から,令和5年度の補正予算案の主要施策集が公開されています. 23hosei_20231110_01.pdf (mhlw.go.jp) 特に,介護施設に対する介護ロボットの普及を加速できる施策が下記にあります.千載一遇のチャンスと言っても過言ではありません.ざひこれら…

ビブリオバトルに初参加

本日、折尾駅まちづくり記念館で開催された「ビブリオバトル IN 折尾駅まちづくり記念館 2023 秋」に参加しました。 折尾駅まちづくり記念館で開催されたビブリオバトルの様子 ビブリオバトル 考案者の、立命館大学の谷口先生とは、私がけいんはんな学研都市…

経産省の医療・福祉機器産業室と九経局からのご訪問

先日,経産省の医療・福祉機器産業室から南須原室長補佐、平井様、また同省九経局からヘルスケア・バイオ産業課村中係長様が、スマートライフケア共創工房にご来訪されました。 経産省の皆様と見学対応してくれた学生達と記念写真 柴田研の着衣介助ロボット…

50周年を迎えたH.C.R.で「三種の介護ロボット集合! ~腰部の負担軽減で幸福度UP~」を開催

H.C.R.(Intenational Home Care & Rehabilitation Exhibition) は1974(昭和49)年に、厚生省(現厚生労働省)と社会福祉法人全国社会福祉協議会(全社協)の共催により「社会福祉施設の近代化機器展」として開催されてから、今回のH.C.R.2023年で記念すべ…

RSJ2023で柴田研から7件発表しました

RSJ2023では、柴田研から下記の7件発表をしました。 現場再現からの洞察: 介護士の身体負担測定とアシスト装置の効果分析藤田亘,鴻上図南,樋口藍,柴田智広.RSJ2023AC1A1-03, 4 pages, 2023. すくみ足の抑制を目的とした小型軽量な装着型歩行アシスト…

RSJ2023でもOS「介護とロボティクス」は盛況

昨年3月に新設した日本ロボット学会の研究専門委員会「介護ロボット研究専門委員会」で、RSJ2022@東大に立てた「介護とロボティクス」というオーガナイズドセッション(OS)。2日間にわたり、3セッション17件の発表で、大変盛り上がりました。 今、RSJ2023は…

集中講義「介護医療DX演習」を開催しました

8月21日から23日に、Global Advanced Assistive Robotics (GAAR)コースの、新しい必修選択科目「介護医療DX演習」を集中講義の形式で開催しました。東京在住の社会人博士2名も履修しました。 履修生たちと 1日目は、私、井上先生の他、非常勤講師として(…

セラピーロボット「パロ」の効果

先日、介護ロボット研究専門委員会で、産総研上席主任研究員の柴田崇徳さんを招いて、セラピーロボット「パロ」の社会実装について詳細にご説明いただきました。柴田さんの社会実装の活動は30年に及び、海外では30か国で活用されており、EU、イギリス、オー…

介護イノベーションのための補助金情報

介護施設経営者の皆さん、介護のDX、介護ロボット等の導入は待ったなしの課題です。ぜひ今年度も各種補助金を活用して、DXやロボット等の導入を進めていただければと思います。ここでは3つの補助金をご紹介します。 介護ロボット導入支援事業 エイジフレンド…

介護にはテクノロジーだけでなく人のぬくもりを届けるサービスが必要

本日の読売新聞夕刊(福岡・山口)、および読売新聞オンラインの九州版に、「「介護付き旅行」広がる…看護師資格者が同行「『出かけたい』をかなえてくれた」という記事が掲載されました。 メインは看護・介護つきの外出サービスを手がけるNPO法人「あす…

複数台長期! 介護ロボット導入支援の新しい取り組み

介護ロボットの導入促進には多様な角度からの取り組みが必要です. この度、厚労省介護ロボットの開発・実証・普及のプラットフォーム事業のリビングラボである九州工業大学スマートライフケア共創工房では、中腰姿勢における腰部負担軽減用のロボットである…

介護施設で働くアバターロボットugoを見学してきました

皆さん,ugo(株)やそのアバターロボット製品をご存じですか?※ugoの発音はユー・ゴーです. 私も昨年の日本ロボット学会学術講演会@東大の展示で見て知っていたのですが,なんと介護施設でugo Proを用いた実証実験をもう一年程度されているとのこと. 早…

解説記事「介護ロボット學の創成」

日本ロボット学会誌 2023 年 41 巻 5 号 p. 427-431 に,拙著「介護ロボット學の創成」という解説記事が掲載されています.介護ロボットイノベーションに興味のある研究者や企業の皆様のご参考になれば幸いです.現在のところ会員の方しか御覧になれません.…

砧ホームでは介護ロボットが大活躍!

先日,介護ロボットイノベーションで有名な,東京都世田谷区にある砧ホームを見学させていただきました. 砧ホームで介護イノベーションを推進した元施設長の鈴木様に見学対応いただきました 実際にパロ,眠りスキャン,マッスルスーツEvery(腰部負担軽減用…

介護ロボットプラットフォーム事業事務局からのご訪問

先日,今年度も始まった介護ロボットプラットフォーム事業の事務局から太刀川さん,永田さんが,スマートライフケア共創工房にお越しいただき,今年度事業において,工房の活動予定や,もうすぐ開催される第1回の地域相談窓口・リビングラボネットワーク会議…

介護ロボの仮想試用貸出システムの展示が読売新聞の記事になりました

先月,スマートライフケア共創工房で開発した仮想試用貸出装置の体験会を,インテックス大阪で開催された「バリアフリー展」中で開催しました. 二日間実施して,二日目はマッスル(株)さんのブースで,人のように優しく移乗介助ができる「SASUKE」を仮想体…

雨でもオープンキャンパスは盛況でした!

昨日はあいにくの雨でしたが,オープンキャンパスは盛況となりました. 足元の悪いなかお越しくださった皆様,大変有難うございました.また,準備から撤収まで,ほとんど自律的に行ってくれた柴田研の学生の皆さんや,裏方として頑張ってくださった,井上先…

R5年度介護ロボットプラットフォーム事業が始まっています!

介護ロボットの開発・実証・普及の支援を一定範囲は無料でさせていただきます.少しでもご興味のある開発企業様は,お気があるに各地域相談窓口やリビングラボにご相談ください! リビングラボの一つである,九工大のスマートライフケア共創工房も引き続き頑…

バリアフリー展2023のシンポジウム登壇と介護ロボの仮想試用貸出装置のデモ

インテックス大阪でバリアフリー展が今日から始まりましたね! 私は,明日20日の13:00-14:30に国際ホールで開催されるシンポジウム「介護ロボット開発におけるニーズ・シーズのマッチング支援 ~介護現場の課題と技術開発現場の課題の双方の克服に向けて~」…

スマート介護士という資格

皆さん,スマート介護士という資格をご存じですか? ロボット介護機器を活用しながら介護現場の質の向上・効率化を図ることができる介護士だと証明する取り組みで生まれた資格で,日本で最も先進的な特別養護老人ホームの一つであるサンタフェガーデンヒルズ…

Future Care Lab in Japanの皆様がご来訪

先月,厚労省介護ロボットプラットフォーム事業のリビングラボの仲間であるFuture Car Lab in Japanの片岡さん,芳賀さん,白石さんがスマートライフケア共創工房・柴田研にご来訪されました. なんと集合写真を撮り忘れてしまった(涙),ので見学時の写真…

市内特別養護老人ホームでTANOの実証支援を行いました

国立大学法人九州工業大学のスマートライフケア共創工房は,厚生労働省「介護ロボットの開発・実証・普及のプラットフォーム事業」におけるリビングラボ拠点として,今年度も介護イノベーションに資する企業支援を多数行いました. 先日,今年度スマートライ…

反町福祉機器センターを訪問しました

先日,横浜市リハビリテーション事業団ご一考がスマートライフケア共創工房にお越しになりました. 今回,横浜市総合リハビリテーションセンター(介護ロボットプラットフォーム事業の地域相談窓口の一つ)に関連する,反町福祉機器センターを見学させていた…

東北大平田教授や青森県社会福祉協議会青田さん達がご来訪

昨年11月に,東北大の平田教授,青葉山リビングラボの渡部さん,(福)青森県社会福祉協議会の青田さんがスマートライフケア共創工房にご来訪されました. グループフォト 東北大の青葉山リビングラボと青森県社会福祉協議会の青森県介護啓発・福祉機器普及…