柴田教授のひびきの放送局 (Prof. Shibata's Blog)

九州工業大学大学院生命体工学研究科の柴田智広教授の公式ブログです (Official Blog of Prof. Shibata)

やっぱりグリーンパークは素晴らしい!

北九州の宝の一つであるグリーンパーク.

以前は毎月行っていましたが,子供たちの成長とともに回数が減ってきました.昨年はひょっとすると3回程度しかいかなかったかもしれません(年に一回は母をバラフェアに連れて行くのが恒例).

半年ぶりに家族全員でグリーンパークに行きましたが,やっぱりグリーンパークは素晴らしい! しかも進化し続けています.

2年前にも大進化したのですが,

その後新しく長短の滑り台や,出せる速度の違うソリ用の坂も加わり,ちゃんと見てきませんでしたがキャンプ場もできていました.

無料のアトラクションがまた増えた

アトラクションが増えるのも楽しいのですが,何と言っても広大な自然豊かな公園に何時間もいると,心身の芯からデトックスすることを実感できます.

広大な自然豊かな公園

今回は時間がなかったので,貯水池でのボート漕ぎをしたり,ヤギや馬に餌やりをしたり,熱帯生態園にいったりできませんでしたが,バラフェアの時期にぜひまた来たいと思います.やっぱりグリーンパークは素晴らしい!

MS Edgeのスペルチェック機能に困った

そう言えば最近 MS Edgeが更新された後だ.ブラウザで英語テキストを書いていると,必ずほとんどの単語の下に赤い波線が表示されるようになってしまった.どうもWindows11にインストール済のフランス語モジュールやキーボード設定が悪さしているらしいと思って,Windows11のスペルチェックの設定をいじっていたが,改善無し.

 

昨年12月からDuolingoでフランス語を勉強しているので,フランス語のモジュールをインストールしていた↓

 

さて,調べてみると,MS Edgeの設定でもスペルチェックの機能があった.そこでフランス語のスペルチェック機能を外したのが,まだ赤い波線が出てしまう.

MS Edgeの設定でフランス語のスペルチェックを外してみた

仕方がないので,MS Edgeの設定で,フランス語を削除して,再度追加し,フランス語のスペルチェックをONにしてみたところ,やっと英語のテキストに赤い波線が出なくなった.

MS Edgeの言語設定でフランス語を一旦削除して再追加してみた

ということは,MS Edgeの更新プログラムのちょっとしたバグではないかと推察される.

北九州学研都市~折尾駅間のノンストップバス増便!

少子化働き方改革,公共交通減便のトレンドの中,北九州学研都市~折尾駅間のノンストップバスが増便されるということで,大変嬉しく思います.
学研都市および周辺には素敵なレストランもいろいろとあります.下記ブログではその一部を紹介しています.

折尾駅にはえきマチ一丁目折尾もあります.学研都市との人の往来が増えることを心から期待しています!
下図は,公益財団法人北九州産業学術推進機構(FAIS)が作成したものです.

 

現場課題解決型・共創型の機器開発 好事例創出と普及についての成果報告会

2024年3月14日に,令和5年度 AMED ロボット介護機器開発等推進事業(環境整備)開発成果普及事業が主催する現場課題解決型・共創型の機器開発 好事例創出と普及についての成果報告会が東京有明で開催されました.

まず,長岡介護イノベーション・ハブの5~6年に渡る取り組みについて,コーディネータである長岡技科大名誉教授の武藤先生がご紹介をされました.今回はベッド脱着式移乗用リフトに関する開発,調査,実証やご経験談をメインにされました.実証については,(社福)信濃川令終会 甲南の郷 副施設長の内山様が施設側の視点で紹介をされました.長岡イノベーション・ハブについてリフト以外の情報もネットでいくつか見つけたのでリンクを記載しておきます.
第1回長岡介護イノベーション・ハブを開催しました (city.nagaoka.niigata.jp)
長岡介護イノベーション・ハブで開発したシステムが製品化しました (city.nagaoka.niigata.jp)

長岡介護イノベーション・ハブ〜現場の声からイノベーション | 磯田達伸@NAGAOKA 一人ひとりが主人公

 

続いて,慶應大学看護医療学部の宮川祥子先生,JAISTトランスフォーマティブ知識経営領域の西村拓一先生,産総研人間拡張センターの赤坂先生,および私でディスカッションを行いました.議論項目については,上の画像の中央の下部をご覧ください.

その後,現地やネット参加されておられる方からの質疑応答(参加者の意見交換)を行いました.議論項目については,冒頭の画像の右の下部をご覧ください.
有識者ディスカッションも,参加者の意見交換も,大変有意義なものになったと思います.時間があればもっと議論や意見交換したいという気持ちになりました.

今回の報告会の様子は,介護ロボットポータルサイトでいずれ会員には公開されるそうです(会員登録は無償).このポータルサイトには介護ロボットイノベーションに役立つ情報がたくさん公開されていますので,ぜひ会員になって内容をチェックしていただければと思います.見た目はとっつきにくいとは思いますが,ここの参考資料もとても重要なのでぜひチェックしてみてください.

 

UPMの学部生が柴田研を見学

我妻先生からお声がけいただき,我妻先生が招へいしたUPMのインターンシップ生10名が,本日柴田研究室やスマートライフケア共創工房を見学しました.私は会議のため,最後しか合流できませんでしたが,柴田研の学生が,着衣介助ロボットや,歩行アシストロボット,スマートワークセルなどの見学に対応してくれました.

集合写真

 

タクシン大学の教員グループがスマートライフケア共創工房を見学

先日,北九大辻井先生JSTさくらサイエンスプログラムで招へいしたタイの Thaksin University Phatthalung Campusの 教員ご一行を連れて,スマートライフケア共創工房見学にいらっしゃいました.タイも高齢化が進んでいることもあり,大変興味深く見学をされていました.

※さくらサイエンスプログラム紹介ビデオ(short, full

スマートライフケア共創工房にて記念写真

計測・評価ゾーンの見学の様子

 

プロトタイプ開発ゾーンの見学

 

また,北九州学研都市は,九工大(国立),北九大(市立),早稲田(私立)が一か所に集まる日本唯一の場所であることも,大変感心されていたそうです.スマートライフケア共創工房の次は早稲田IPSを見学に行くと言っていました.私も以前から,学術観光都市としての機能も果たせるのではないかと思っていました.

 

柴田研にはキングモンクット大学から博士後期課程に留学生が来ていますし,チュラロンコン大学とも交流があります.また,九工大はつい最近,キングモンクット大学にサテライトオフィスを開設しました.今後もますますタイと親しくしていきたいと思います.

 

 

JICA九州の研修を実施しました(2024.2.19)

昨年に引き続き,JICA九州から依頼を受けて,九工大若松キャンパスとスマートライフケア共創工房で研修を実施しました.

 

生憎の雨模様でしたが,まず7Fで学研都市全体を見てもらい,続いて,九工大若松キャンパスで私がレクチャーを行いました.活発な質問がありました.

その後,着衣介助ロボットを見学・体験してもらいました.

着衣介助ロボットの見学と体験もしてもらいました

その後,スマートライフケア共創工房に移動し,計測・評価ゾーンと,プロトタイプ開発ゾーンを見学し,なるべくロボットを体験してもらいました.

プロトタイプ開発ゾーン

計測・評価ゾーン

ロボット体験の一部.(左)マッスル(株)のSASUKE,(中)柴田研開発の歩行アシスト装置,(右)(株)JTEKTのJ-PASフレアリー

参加者に大変興味をもっていただき,活発な質疑応答がなされました.介護イノベーションのためには,世界のプラットフォームで情報交換していくと良いのでは,という意見も出ました.私はこれまでも世界と繋がってきましたが,さらに前進すべく頑張っていきたいと思います.

最後に,本研修を支えてくれたスタッフと学生に心から感謝します.