九工大でも少なくとも5月6日まで休校・休講中です。
本来ならオンライン授業が良いのですが、九大でも自宅にWiFiを持っていない学生の比率がおよそ3割と聞き、九工大も似たような状況らしく、驚いています。
最近、コロナ後の世界について、興味深い議論がなされていますが、
何はともあれベースとなるWiFI環境の整備が今必要!
また、精神障がい者向けサービス施設を運営する知人から相談があったのですが、精神障がい者の方々もWiFiは持ってない人が多く、不安で電話やネットをしすぎて莫大な請求がされるんじゃないか、など心配が尽きないそうです。
精神障がい者に限らず、多様な弱者の方がWiFiが無いことで大変困っておられるでしょう。
携帯電話については、学生向けには4月末まで50G追加購入無料という施策が発表されました。
ネット検索すると、軽いZoomなら、1時間で500MB前後消費するようです。
50Gを全て授業に使ったとすると、100時間、すなわち約66コマ履修できることになるので、1科目16コマについてフルにZoomを使ったとして、4科目しか履修できません。
しかし実際には、予めコンテンツを作って、学生にはダウンロードだけしてもらうようにすれば、大きな問題は回避できます。
精神障がい者など、多様な弱者の方々の通信費もぜひ学生と同様な措置をしてほしいですし、できればこの機会にWiFi環境の整備までやってしまったほうが、コロナ後の世界にいち早く対応できるベースを作ることになります。
工事不要のWiFiルーターも各社あるようですから、まずは弱者のお宅に政府、自治体もしくは企業がそれを提供してくれればと願わずにはいられません。例えば孫さんが、さっと動いていただけないでしょうか。