先日,佐賀県議会文教厚生常任委員会ご一行が,「介護ロボット普及の取り組み」をテーマに,北九州学術研究都市内にある九工大スマートライフケア共創工房を視察されました.
まず国や厚労省リビングラボの取り組み,今後の課題などに関する私のレクチャーを聴講していただき,続いて企業の介護ロボットや,柴田研で研究開発中の介護ロボットの見学や体験をしていただきました.大変熱心に聴講や見学体験をしていただき,様々なご質問をいただきました.
佐賀県の高齢化率は2020年の国勢調査では30.6%と高水準で(ちなみに北九州市 31.7%とさらに高い),生産年齢人口は鳥栖市でのみ増加している状況です(詳しくはこちら).いずれ介護生産性向上総合相談センターを立ち上げられると思います.スマートライフケア共創工房はこれまで,北九州は勿論,大分県や鹿児島県の地域相談窓口,また山口県とも連携してきました.今回の視察を契機に,佐賀県ともぜひ連携して,オール九州・山口で,介護ロボットなどテクノロジーとコミュニティ創造を武器に超高齢社会課題に立ち向かってければと思います.
最後に,今回もデモに対応してくれた学生達に感謝します.